相談事例
削除方法
相談内容(2022年12月・保護者・青少年男子)
子供が保護者に無断でSNSを利用していた。端末にはパスワードを設定し、保護者がいるときだけインターネットができるようにしていたが、保護者が知らないうちにSNSのアカウントを作っていたようだ。アカウントを削除する方法を知りたい。
アドバイス
SNSアカウントを削除するには、基本的には本人がログインをした状態で利用停止や退会の手続きをすることになる。詳しい手順はSNSのヘルプページに説明されているのでよく読んで実施してほしい。パスワードを忘れたなどでうまくいかないときには、問題解決のページに書かれている手順を試すと良い。今後も同じ状況が繰り返されるのを防ぐためにフィルタリングを利用することを勧めるが、保護者による一方的な制限は反発につながる可能性があるため、利用を許可するアプリ、許可しないアプリについて再度しっかりと話し合いをしてほしい。
ポイント
一度作られてしまったアカウントを削除できるのは、作った本人か運営会社となるため、削除が必要な理由を子供に説明したうえで子供本人が削除できるのが一番良い。SNSは使い方次第では子供にとって危険な面もあり、フィルタリングによって利用が制限されるアプリである。また、年齢制限があるものや、未成年者が使うには保護者の同意が必要なものもある。削除したあとは、こうした決まり事を親子で一緒に確認し、いつから利用を許可するのか、どのような使い方なら許可できるのかについての話し合いにつなげられると良いだろう。
相談内容(2022年10月・青少年男子)
SNSのダイレクトメッセージがきっかけで知り合った同年代・同性の友達と顔や体の写真を交換することになり、自撮り写真を送ったところ、相手が自分になりすまして勝手に載せていることがわかった。プロフィール画像にも自分の写真が加工されて使われている。アカウントをすぐに消してほしい。
アドバイス
SNSアカウントを削除できるのは、アカウントの持ち主、またはSNSの運営会社となる。相手とまだ繋がっている場合は、話し合いをして削除してもらえるのが一番良い。相手が応じなかったり、連絡するのが難しい場合は、なりすましや不適切な投稿として運営会社へ報告する方法がある。サイトの説明をよく読み、規約違反について報告することを勧める。性的な写真も要求されて送っているようなら、相手の行為は児童ポルノ禁止法違反の可能性や、児童ポルノを不当に要求することを禁止する東京都の条例違反の可能性もある。被害を食い止めるために自宅を管轄する警察署へ相談してほしい。
ポイント
インターネットを通じて知り合う相手は、性別や年齢を偽っている可能性もあり、近づいてきた本当の目的もわからない。顔写真や個人情報を交換しようと言われたときには、トラブルを避けるためにきっぱりと断る勇気を持ってほしい。インターネット上に一度載せられてしまうと消すことも容易ではないが、規約違反行為に対しては運営側へ報告をすることで消してもらえる可能性がある。違反報告をするときには、違反の内容が運営側に確実に伝わるように、サイトの説明をよく読み、ルールに沿って報告をすることが大事である。
相談内容(2022年8月・青少年男子)
友達とビデオ通話をしたら、相手が録画をしていて勝手にSNSに載せられた。消してほしいとお願いしてもやり方がわからないようで消されない。
アドバイス
インターネット上の投稿を削除できるのは、原則として投稿者本人かサイト管理者や運営会社であり、本人が削除できない投稿の場合は、サイト管理者や運営会社に削除依頼をすることになる。ただしサイト管理者や運営会社に削除依頼をしたとしても、サイトのルールや法律に反する内容でなけば削除されない可能性もある。このため、身近な大人にも協力してもらいながら、本人に消してもらうのが一番確実で早い方法かもしれない。SNSにログインをして投稿を削除する方法が一般的であるため、SNSのヘルプページを参考にしてほしい。
ポイント
インターネット上は情報が広まるスピートが早く、誰がその情報を閲覧するのかをコントロールすることはできない。閲覧者がコピーをする可能性などもあり、時間が経つほど完全に消すことも難しくなるので、早めに対処してもらえると良い。インターネットやSNSに日常の出来事を載せることが簡単にできるようになったが、情報を載せるときには消すときのことまでしっかり考える必要がある。また、インターネットは他人のプライバシーを公開したり、人を傷つけて良い場所でもないため、誰でも見て良い内容でない限り安易に投稿するのは避けるべきである。
相談内容(2022年6月・青少年男子)
SNSで取り上げられていたニュース記事が嫌な内容だったので、そのニュースサイトを見に行き、コメント欄に自分の率直な感想を書いた。しかしそのコメントの内容は暴言にあたると思う。後から考えると間違いだったのではないかと不安になった。消したいがコメント欄には通報機能しかなく、どうしたら良いか。
アドバイス
インターネット上の投稿を削除できるのは、原則として投稿者本人か管理者であり、本人が削除できない投稿の場合は、サイト管理者や運営会社に削除依頼をすることになる。サイトの利用規約をよく読み、問い合わせフォームから削除の希望を伝えてみることを勧める。またはサイトの通報機能を利用して問題の投稿を報告することも1つの方法である。問い合わせや報告をした結果、サイト管理者や運営会社が不適切と判断した内容に対しては削除などの対応がとられるだろう。
ポイント
ニュース記事のコメント欄が公開されていることで、個人の自由な意見を書き込むことが簡単にできるようになった。自分の意見を持つことも、発信することも大切なことだが、サイトの利用規約やマナーはかならず守ってほしい。書き込んだ情報を完全に消すのは想像以上に難しいことも忘れてはならない。SNSでの意見に煽られたり、感情的になって書き込むことのないように、下書きをして何度も確認してから投稿するなど自分を守るための対策をとれると良い。
相談内容(2022年2月・青少年女子)
数年前、友達同士で自分に関するクイズを作るサイトが流行り利用していた。サイトに名前が残っていて今でも自分の名前を検索するとそのサイトが出てきてしまう。名前が残っているページを削除したいが海外のサービスなので削除されるかわからない。このまま消されなかったらと思うと不安になる。
アドバイス
インターネット上の情報を削除できるのは、載せた本人かサイト管理者となり、自分が載せた情報であっても削除できない場合は、サイト管理者や運営会社へお願いすることになる。削除をお願いするときには、海外のサービスであっても利用規約をよく読み、サイトのお問い合わせ方法に沿って、消してほしいページのURL、内容、理由なども詳しく正確に伝えることを勧める。
ポイント
インターネット上でクイズを作成したり占いや診断ができるサービスがあり、その結果をSNSなどで共有できるものもある。楽しいサービスだがプライベートな情報を利用する場面では慎重になる必要がある。一度インターネットに公開された情報を完全に消すのは簡単ではなく、載せた本人であっても情報を消せない場所があったり、時間が経つと対応がより困難になることもある。インターネットに情報を発信するときには、その情報を消したくなったときのことまでしっかり考えて安全にサービスを利用してほしい。
※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。