相談事例

情報セキュリティ

相談内容(2022年10月・青少年男子)

PCでアダルトサイトを見ていたら、アプリのダウンロードを促す画面と、料金が表示された。ダウンロードはせずに慌ててPCの電源を切った。これはウイルスに感染してしまったのだろうか。

アドバイス

一般的には、アプリのダウンロードをしておらずサイトを閲覧しただけであればウイルス感染の可能性は低いかもしれないが、ウイルスの種類は多岐にわたっているため100%安全とは言い切れなくなっている。不安であれば保護者にもお話ししてウイルス対策ソフトを利用してチェックすることを勧める。料金表示については、心当たりのない請求だとしたら架空請求だと考えてきっぱりと無視してほしい。

ポイント

ウイルスの検出や通知は、利用中の端末にウイルス対策ソフトやセキュリティサービスが導入されている場合に作動するのであり、インターネットを見ていた時にブラウザに突然表示される画面はウイルスではなく、偽りの情報であるケースも多い。このため画面表示に騙されないことが大事である。ウイルスの種類はたくさんあり、サイトを閲覧しただけで感染する事例も見られるようになった。 OSを常に最新状態に保つことや、不審なアプリはインストールしないこと、アダルトサイトなど怪しいサイトには近づかないことなどを日頃から心がけてほしい。

相談内容(2022年8月・青少年男子)

SNSに送られてきたリンクをクリックしたら怪しいサイトが開いた。そのサイトを訪れた際、クッキー(Cookie)の使用に同意をするかどうかを尋ねる画面が表示されたので同意した。サイトに個人情報などは入力していないが、このことで色々な情報が収集されないか不安になった。

アドバイス

個人情報を自分自身で入力しない限り、サイト側へ伝わることはないと考えられるが、サイトがどのような情報を収集するのかについては、プライバシーポリシーに記載されている内容をよく読んでみると良い。クッキー(Cookie)使用の同意をしたことで不安を感じるようであれば、利用しているブラウザでクッキー(Cookie)の消去をすることを勧める。詳しい方法についてはブラウザのヘルプページを参考にすると良い。

ポイント

クッキー(Cookie)とは、アクセスしたサイトに関する情報(アクセス日時など)が利用したブラウザやアプリに保存される仕組みである。たとえばSNSであればパスワードを毎回入力しなくてもログインができるなど便利なことも多い。どのような情報がサイト側へ伝わり、どのような用途に使われるのかは、サイトの利用規約やプライバシーポリシーをよく読む必要があり、心配なときには安易に同意をするのは避け、保護者にも見せて一緒に考えてもらってほしい。

相談内容(2022年6月・保護者・青年少女子)

子供にスマートフォンを購入したばかりだったが、メッセージアプリに迷惑メッセージがたくさん届くなど不審な出来事があった。端末を調べてもらった結果、不正なアプリをダウンロードしてしまいウイルス感染してしまったようだ。不正なアプリは削除して、今はもう元に戻った。今後、どのように対処していけば良いか。

アドバイス

インターネット上には悪意を持つ者がたくさんいるので、どんなに注意をしていてもウイルス感染を100%防ぐことは難しい。防ぎきれないものだと思ってインターネットやスマーフォンと付き合っていかなければいけない面もある。予防のためにはセキュリティアプリを利用すること、OSを常に最新状態に保つこと、不審なアプリはインストールしないなどが大切である。大人でも避けるのは難しいトラブルなので、お子さんがこれからも安心してスマートフォンやインターネットを利用できるように保護者が見守ってほしい。

ポイント

スマートフォンのウイルス感染は、一般的には不正なアプリをダウンロード/インストールしてしまうことが原因となるが、そのきっかけは、インターネット上で悪意のある広告をタップしたり、迷惑メールやSNSメッセージの本文に掲載されたURLリンクをタップしてしまうなどがある。なかには、アプリをインストールしていなくても、ウイルスが仕込まれているサイトにアクセスするだけで感染する事例もある。子供にスマートフォンを持たせている家庭では、このようなウイルス感染につながる行為や、予防のためのルールとマナーをよく話し合ってほしい。子供のスマートフォンの画面で見覚えのないアプリを見つけたら、アプリを削除するなど慎重に対応してほしい。

相談内容(2022年3月・青少女子)

スマートフォンでインターネットを見ていたときに「ウイルスに感染した」という画面が出た。画面の内容は無視して何もせずに画面を閉じたが、見てしまうだけで個人情報が流出したりなどの影響はあるのか。自分でもインターネットで調べたところ、この表示は偽物だという情報が見つかった。大丈夫だろうか。

アドバイス

その場で画面を閉じたのは適切な対応である。実際はウイルスに感染していないのに、ウイルスに感染したとメッセージを出し脅すケースも考えられる。ただし、インターネット上には悪意のあるWebサイトも存在し、実際にウイルス感染してしまう被害も起きている。ウイルス対策ソフトなどを利用して端末に悪影響が出ていないか確認しておくことを勧める。

ポイント

ウイルス感染の警告は、利用中の端末に入っている正規のセキュリティ製品から通知されたものが本物であり、インターネットを見ているときにブラウザ画面に表示されるものは「偽警告」の可能性がある。偽警告は見た人の不安をあおる内容が書かれていたり、警告音を鳴らすものも見られる。偽警告の内容を信じてしまった結果、必要のないウイルス対策アプリをインストールさせられたり、有料サポート契約を結んでしまうなどのトラブルに発展してしまうので注意してほしい。不審なアプリをインストールしてしまったときには、アンインストールをして、正規のセキュリティ製品でのウイルスチェックをしておくと安心である。

相談内容(2021年11月・保護者・青少年男子)

学校の友人のメッセージアプリのアカウントが乗っ取りにあっていたようだ。乗っ取られた後に、子供宛てにショートメッセージ(SMS)が届いた。続いてメッセージアプリにもメッセージが届き、SMSに届いた数字を教えてほしいと言われ、教えてしまった。不正利用されているのではないだろうか。今後どうすれば良いか。

アドバイス

メッセージアプリの典型的な乗っ取りの手口だと思われる。現在、お子さんのメッセージアプリにログインでき、利用できている状態であればパスワードを変更すると良い。ログインも利用もできないようであれば、メッセージアプリのサポート窓口へ連絡をしてほしい。SMSに届いた数字は、メッセージアプリの認証番号の可能性がある。その認証番号を他人に教えてしまうと、他人でもメッセージアプリにログインできてしまうので、誰にも教えてはいけない数字だと覚えておいてほしい。

ポイント

SNSやメッセージのやり取りでは相手の顔が見えないため、友人や知人から届いたメッセージが乗っ取られたアカウントだと気づくのは難しく、お金を盗られたり、写真や個人情報を送信させられて初めて気づくケースも多い。このように、アカウントの乗っ取りは自分が困るだけでなく、身近な人にも被害が及ぶ可能性があるので気を付けなければならない。乗っ取りや不正使用の多くは、パスワードを推測されることで起きていることから、パスワードを複雑にしたり、複数のサービスに同じパスワードを使い回さないなどで未然に防ぐ対策が重要である。

相談内容(2021年10月・青少年女子)

携帯電話会社から電話料金が高額になっているというメールが届いたので、本文に書かれていたURLにアクセスし、表示されたサイトでパスワードを入力した。するとメールが届き、身に覚えがないのに携帯電話会社のオンラインショップで買い物をしたことになっていた。

アドバイス

携帯電話会社を装ったフィッシングメールだった可能性が考えられ、ホームページに注意喚起も出されているので確認することを勧める。やるべき事として、パスワードの変更を勧める。次に、登録している契約者情報などを確認してほしい。自分自身で情報を変更していないのに何か変更されている情報があったら、スクリーンショットに保存して携帯電話会社へお問い合わせをしてほしい。身に覚えのない購入についても相談することを勧める。

ポイント

実在する通信事業者や宅配業者に見せかけたフィッシングメールの被害が増えている。SMSやDMで届くこともあり、送信元のメールアドレスや表示名は偽装されていることもある。本文に掲載されているURLから誘導されるサイトは、本物のサイトの画面をコピーして作成されることが多く、偽物だと見分けることが非常に難しいと言われている。このことから、サービスへログインする時には、メールのリンクではなく、公式アプリやブラウザのブックマークなどからアクセスするのが安全である。アプリをインストールするように求めてくる事例もあるので安易に応じないように注意してほしい。

相談内容(2021年7月・保護者・青少年男子)

子供がPCでインターネットを見ていたらウイルス感染の警告が出たため、画面表示のとおりに問い合わせの電話をした。大手企業の公式のサポートを名乗っていたので、PCの遠隔操作でのサポートをお願いした。ウイルス除去のために電子マネーの購入を求められ、コンビニで購入してカード裏面の番号を相手に伝えた。その後、だまされたと分かった。個人情報も教えてしまったので被害がさらに大きくならなないか不安。

アドバイス

PCの遠隔操作をされているので、何かのプログラムをダウンロードしたようであれば端末から削除し、ウイルスチェックをすることを勧める。今後、相手に伝えた情報がどのように使われ、どのようなトラブルが起こるのかを予測することは難しいが、電話番号が伝わっていることから、迷惑電話やショートメッセージで届く迷惑メールに注意してほしい。知らない番号からの電話は無視をしたり、着信拒否などで対応すると良い。また、支払ってしまった電子マネーについては、警察や消費生活センターに相談をしてほしい。

ポイント

サポート詐欺と呼ばれ、従来から注意が呼びかけられているトラブルである。本物のウイルス感染の警告は、端末で利用しているセキュリティソフトから出されるため、インターネットを見ていたときに表示される見慣れない警告画面はニセモノの可能性が高い。ニセモノの警告を信じてしまい、お金を支払ったり、個人情報、クレジットカード情報を収集されるなどの被害も起きていることから、家庭では親子で知識を共有したり、フィルタリングやセキュリティソフトを導入するなど、子供が安全にインターネットを利用できる対策をとってほしい。

相談内容(2021年3月・青少年女子)

スマートフォンでインターネットを見ていたら、「ハッキングされます」という警告画面が出て、アプリをインストールするように公式ストアに案内され、インストールしてしまった。アプリを開こうとしたがクレジットカード情報を登録していなかったので先に進めなかった。あとでインターネットの情報を調べているうちに、嘘の警告画面だったとわかった。すぐにアプリを削除したが、インストールしたアプリによって自分の個人情報が抜かれていないか心配になった。

アドバイス

利用者にアプリをインストールさせるための偽の警告だった可能性がある。それがウイルスのような不正アプリなのかどうかは不明だが、削除したのは正しい対応である。万が一ウイルスだったとしたら駆除する必要があるため、ウイルスの可能性や駆除方法をスマートフォンのメーカーや契約している携帯電話会社に問い合わせることを勧める。個人情報の流出については確認するのが難しく、たとえば迷惑メールが届くようなら受信拒否をするなど、何か兆候があったときに対処していくことになるだろう。

ポイント

実際には何も問題が起きていないのに、警告メッセージから誘導されてアプリをインストールしてしまうトラブルが増えている。このようなメッセージは偽警告とも呼ばれており、無視して閉じることが基本的な対処法である。インターネットを閲覧していると、偽警告のように不安をあおるもの以外にも、プレゼントの当選を知らせる偽のメッセージに出会うこともある。いずれにしても利用者を欺こうとする手口だと考えて、鵜?みにせず冷静に対応することが大事である。

相談内容(2020年5月・青少年女子)

家族共有のパソコンを使っていたらウイルス感染を知らせる警告音が鳴り、何かのメッセージが音声で流れてきた。すぐにパソコンの電源を切り、その後、起動した。ウイルスに感染したのか。

アドバイス

利用しているセキュリティソフトからの警告であれば、表示される指示に従い操作をする必要がある。利用していないなら、悪意のある広告の可能性もある。本当にウイルス感染なのか、広告なのか判断は難しいので、家族にお話ししてパソコンを確認してもらってほしい。

ポイント

画面に突然表示されるウイルスの警告は、利用者を慌てさせる偽物である可能性もある。指示に従ってしまい、有償サポート契約やアプリの購入などへ誘導されるトラブルも起きているので注意が必要である。画面の情報をうのみにしないことと、焦って一人で判断しないことが大事である。正しい対応ができるように、次の行動に移る前に保護者に相談をしてほしい。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。