相談事例

性的トラブル

相談内容(2020年9月・青少年女子)

数年前に男子に裸の写真を要求されて送ってしまった。現在、その人とはトラブルになっており、写真を他人に晒されているかもしれない。

アドバイス

18歳未満の児童の性的な画像は「児童ポルノ」にあたり、法律で厳しく規制されている。今後、どのような事情があっても、自分自身の裸や下着姿の写真を他人に送ってはいけない。相手が児童ポルノを所持していることや、インターネット上に児童ポルノを投稿することも法律違反の可能性があるため、相手と話し合いをして手元から写真を削除できるのが望ましい。1対1での話し合いが難しいようであれば、信頼できる身近な大人や友人にも協力してもらってほしい。拡散の不安を警察に相談することもできる。警察は味方になってくるので安心して相談してほしい。

ポイント

一度相手に送ってしまった写真を取り戻すのは簡単ではない。時間が経過するほど、その写真がどのように扱われているのかを確認することも、完全に削除することも難しくなってしまう。親しい友達や交際相手であっても、性的な写真や動画の要求にはきっぱり断ってほしい。どのような理由があっても将来のことを考えて踏みとどまることが大切である。

相談内容(2020年8月・青少年女子)

SNSで知らない人から裸の写真を送れと言われ、最初は断っていたが何度も言われて送ってしまった。顔は写っていない。相手にはSNSアカウントが知られており、載せていたプロフィールのスクリーンショットを撮られた。それを拡散されたくなかったら顔つきの裸の写真も送れと脅されている。

アドバイス

18歳未満の児童の性的な画像や動画は児童ポルノにあたり、法律で規制されている。どんなに信頼している人でも、自分の裸や下着姿の写真を渡してはいけない。相手が裸の画像を持っていることは法律違反の可能性があり、脅す行為も内容によっては刑法に反する可能性がある。これらのことから、警察へ相談してほしい。警察は味方なので、被害を大きくしないためにも安心して相談してほしい。

ポイント

どのような状況でも、誰にも裸の自画撮りを渡してはいけないが、もしも渡してしまったら、そのときにはためらわずに保護者や警察に相談してほしい。大人には相談しにくいトラブルだが、少しでも被害を食い止めることを優先してほしい。相手に関する情報、やり取りの内容も、今後の対処のために大事な証拠となるので、不安かもしれないが消さずにしっかりとスクリーンショット等に残しておくことが重要である。

相談内容(2020年6月・保護者・青少年女子)

娘のSNSに友達からダイレクトメッセージが届いて会話をしていると、途中で相手の保護者が出てきて下着の話になり、裸の動画を送ってしまった。変だと思って友達に確認したところ、乗っ取られたアカウントだと分かった。そのアカウントはすでに削除されているが、今後どうすれば良いか。

アドバイス

18歳未満の裸の画像・動画は児童ポルノにあたり、撮影、送信させることは違法であり、不当に要求する行為も東京都では条例違反となる。相手は法律と条例に違反しているため、警察に相談することを勧める。相手に渡してしまった動画については、コントロールはできないが、警察が捜査をすることで削除や拡散を防げる可能性もあるため、自宅を管轄する警察署に相談をしてほしい。

ポイント

友達のSNSを乗っ取った相手に裸の動画を送ってしまった被害の事例である。文字だけのやり取りでは相手の顔が見えず、友達承認をしている相手がなりすましだと気づくのは難しい。SNSの特徴を悪用した手口だが、このような被害が繰り返されないように、相手が誰であっても、どのような理由があっても、性的な画像や動画を相手に送らないこと、要求されても断ること、自ら撮影しないことを守ってほしい。

相談内容(2020年5月・青少年女子)

数年前にインターネット上で知り合った人とアプリでメッセージを交換していたときに、顔写真を送ってしまった。その後、裸の写真を交換しようと言われたが断った。現在は相手と連絡をとる方法がないが、数年経っても写真を悪用されていないか不安になる。

アドバイス

18歳未満の青少年の裸の写真は児童ポルノにあたるため、裸の写真の要求を断ったことは正しい対応である。顔写真については、自分の手を離れてしまった以上は悪用を防ぐなどコントロールすることは難しい。しかし、本人の許可なくインターネット上に載せることは権利侵害となるため、そのようなことがあればしっかりと削除に向けての対応をしていくことになる。

ポイント

インターネットで知り合った相手に写真を送ったあと、時間が経っていても、トラブルが起きていなくても不安が消えないという相談は多い。相手との繋がりが途切れていればなおさら、送信した写真がどのように扱われているのかを確かめる手段がないために不安が増してしまうのかもしれない。このような心配の種を作らないために、相手に関係なく、個人情報や自画撮り写真を求められてもきっぱりと断る勇気を持つことが大切である。

相談内容(2020年4月・保護者・青少年女子)

娘がSNSで知り合った人に裸の画像を送っていた。相手から要求されて送ったとのこと。SNSのダイレクトメッセージに写真を送るようなやり取りが残っていた。相手には写真を削除してほしいと連絡したが、ほかにはどうしたら良いか。

アドバイス

写真も含め一度相手に伝えた個人情報を取り戻すことはとても難しく、相手に伝えた情報がどのように使われるのかも相手次第となる。自分の手を離れてしまった以上はコントロールできないことを、本人にしっかりと理解してほしい。相手に削除のお願いができたのは良かったが、それでも相手が本当に削除する保証はない。親子でよくお話をしてほしいが、相手の手元から確実に削除したり、拡散をされないように止めるために、自宅を管轄する警察へ相談することを勧める。

ポイント

18歳未満の児童の性的(裸)な写真は児童ポルノにあたり、児童に撮影、送信させ保存する行為は法律違反であるほか、不当に要求する行為も、東京都では条例違反となる。被害を大きくしないために、ためらうことなく警察へ相談してほしい。そして二度と同じ被害に遭わないために、インターネットやSNSとの安全な付き合い方を親子で話し合って今後に活かせると良い。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。