相談事例

有害情報

相談内容(2014年12月・青少年女子)

ゲームサイトを利用していたときに、意図せず出会い系サイトに誘導され、気づかずにサイトに空メールを送ってしまった。メールが届いたが18歳未満は利用できないことを知り、初めて危ないサイトだと気づいた。サイトにはアクセスしなかったが、大量の迷惑メールが届いている。お金を請求されるのだろうか。

アドバイス

18歳未満は利用できないことを知り、有料であることに同意をしておらず、登録をしていないのであれば、有料契約は成立していないと考えられる。支払いの必要も退会の必要もない。ただし、最初の空メールを送ったことによって、相手にメールアドレスは伝わっている。今後もメールが届くかもしれないが、有料会員の登録の覚えがないのであれば、メールは無視をし、迷惑メール対策により不必要なメールの受信拒否をすると良い。

ポイント

空メールを送ったことにより、出会い系サイトからメールが届くようになったというトラブルである。このようなケースでは、知らないうちに出会い系サイトに登録され、利用していたという青少年も見られる。出会い系サイトでは、サイト内のメールサービスを利用するたびに課金され、予期せず高額な料金請求を受けるなどのトラブルも多い。青少年は怪しいと思ったサイトには決して近づかないこと、怪しいメールには返信をしないことが大事である。

相談内容(2013年11月・青少年男子の保護者)

息子がスマートフォンで公式有料アダルト動画サイトに登録してしまい、高額の料金請求が来たと相談してきた。息子にはとことん無視しなさい。メールも拒否してほっときなさいと言ってある。本人も反省しているがこのようなサイトをどうにかできないのだろうか。

アドバイス

このようなサイトの運営者に問題があることは間違いないのだが、サイト内に書いてある料金の説明や利用規約をよく読み、次へのステップを踏まないことでトラブルは未然に防げたかもしれない。そして、フィルタリングを利用していればアクセスを回避することもできた。より安全に、安心してスマートフォンを利用するために、フィルタリングの利用を勧める。しかしフィルタリングサービスを利用していたとしても、今回のようなトラブルを100%回避できるわけではない。少しでも怪しいサイトに入ってしまったら、すぐに前の画面に戻る姿勢を忘れないでほしい。

ポイント

不当に料金を支払わせようとするサイトが後を絶たず、インターネットの利用においても自分の身は自分で守るという姿勢を取らざるを得なくなっている。子供が一人でスマートフォンやインターネットを利用する機会が増えている現在、子供を危険から守るために、各家庭でトラブル回避のための話し合いの時間を持つことが、より重要になってきている。ネットの危険について家族全員でよく理解し、トラブルに出会ったときの対応を共有しておきたい。そして、トラブルに出会わないための物理的な予防策の1つがフィルタリングであろう。

相談内容(2013年9月・青少年の保護者)

子供が1人で動画投稿サイトにアクセスしていた際、有料登録完了のポップアップが貼り付けられた。高額な登録料を支払うように書いてある。子供は身に覚えがないのだがなぜこんな事態になってしまったのか?フィルタリングをかけるとこのような事態を防ぐことはできるのか。

アドバイス

動画投稿サイトのように見えるサイトで、アダルトサイトや出会い系サイトの登録画面に誘導されるトラブルがある。パソコンの画面に登録や請求の画面が表示され、高額な料金を請求し、さらにその画面が貼り付いたまま消えないケースもある。同じようなトラブルにあわないためにも、フィルタリングの利用が勧められる。フィルタリングとはフィルタリングサービス提供事業者が、一定の基準に従ってサイトを分類している(例:アダルト、出会い、暴力など)。その分類結果ごとに「見られる、見られない」を利用者側で設定をするもの。日々新しいサイトが作られているため、フィルタリングを利用していれば100%安全だとは限らないが、青少年にとって不適切なサイトはブロックすることは可能である。フィルタリングのほか、パソコンでウイルス対策ソフトが最新のバージョンに更新されていることもこの機会に確認すると良い。

ポイント

「東京都青少年の健全な育成に関する条例」で保護者の責務として、フィルタリングソフトウェアやフィルタリングサービスを利用することで、青少年がインターネットを正しく使用するよう的確に管理することを掲げている。つまり子供がインターネットを利用し、どのようなサイトを見ているのかを常に保護者として把握する必要がある。パソコンや携帯電話、スマートフォン等のツールを子供が使い始めたら、そこからが保護者の関心を向けるべきスタート点だと意識してほしい。

相談内容(2012年12月・青少年男子の学校職員)

学校の生徒が出会い系サイトにアクセスし、多くのメールが届くようになっている。退会したと本人は言っているが多数のメールに対処ができない様子。興味もあるため、アドレスを変更するように話しても行動に移せない。また届いたメールに返信した際にポイントがやり取りされていた。課金も発生したのではないかと危惧している。課金が発生したかどうかを知ることはできるか?

アドバイス

出会い系サイトを利用した結果、児童が犯罪に巻き込まれるケースが非常に増えている。これ以上サイトに近づかないように指導してほしい。一度メールアドレスを知られてしまうと、退会後も請求されたり、ほかのサイトに誘導するメールが送られてくる等のトラブルが増えている。危険なメールを受け取らないために、迷惑メール防止設定か、アドレス変更の対処を勧める。課金については、利用したサイトの正確な場所を確認し、サイトの料金表をもとに確認するとよい。また、出会いサイト規制法において、運営側は利用者が児童でないことの確認をしなければならない。身分証明書等を送ったかどうか、クレジットカードの登録をしたかどうかも確認するとよい。しかし、不当に高額なお金を請求する悪質な業者も増えているため、たとえ課金されている状況だとしても、支払い義務の有無がはっきりしない段階では、お金は支払わない、メールを受け取らない、受け取っても開かない、返信しないこと。

ポイント

出会い系サイト規制法における年齢確認は、児童を守るために事業者に課された義務であり、年齢確認がきちんと行われていれば児童は利用できないはずである。しかし、 占いサイトや懸賞サイトなど、無料のサービスをきっかけに、意図せず出会い系サイトに登録され、トラブルが深刻化してしまうこともある。こうした危ないサイトが存在するという知識を持ち、興味があっても近づかず、巧妙なメールにも反応しないように注意してほしい。

相談内容(2012年8月・青少年男子)

インターネット上で検索をしていて、ある画像を見つけた。そこには「この画像を1時間以内にほかの場所に貼り付けないと、恐ろしいことが起こる」というような文章が書かれてあった。どうしたらいいのか?

アドバイス

このような書き込みは悪質ないたずらであり、恐ろしいことは何も起きない。書かれていることは、読んだ人の不安をあおることを目的としたいたずらである。怖がって別の場所に貼り付けてはいけない。ほかの場所に貼り付けることによって、それを見たほかの人をまた怖がらせてしまうことになる。ほかの人がさらに別の場所に貼り付けてしまうと、その画像と文章がどんどん増え、怖い思いをする人が増えてしまう。迷惑行為に加担しないためにも、画像も文章も無視してあなたの所で止めてほしい。

ポイント

怖い画像や文章で読んだ人を怖がらせ、別の場所にさらに広めようとするのは迷惑行為である。いたずらの書き込みだと思わずに信じて不安を感じてしまう青少年は多いが、別の場所に広めることによって自分自身が迷惑行為をしてしまうということを理解する必要がある。このような画像や文章を見たら、ひとりで判断せずに周囲の大人に見てもらうことが大切である。大人は、対処方法とともに、インターネットを利用するうえでのルールとマナーを適切に指導できることが望ましい。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。