相談事例

料金関係

相談内容(2011年6月・青少年女子の保護者)

子供が使用している携帯電話の請求金額が、3か月で数十万円にもなっていた。Webは利用しない契約だったはずだがいつの間にか解除されWeb利用代金を請求されている。支払いの取り消しはできないのか?また、通信料のほかにコンテンツ制作会社からの請求もある。明細内訳の提示、または解約はできないのか?

アドバイス

パケット定額制の契約でない場合、メールのやり取りや、インターネット接続で楽曲、画像、動画のダウンロードをするたびに、データ量に応じてパケット費用がかかる。携帯電話会社の請求書に通信履歴の明細があるはずなので確認し、不明な点があれば電話会社に問い合わせるとよい。 契約内容の変更についても、未成年者だけで申し込みできるのか確認することを勧めた。コンテンツ制作会社からの請求は、登録した有料のWebサイトへの月々の登録料金がかかっている可能性があり、携帯電話のホームページから所定の手続きで登録解除・退会を行う必要があることを説明。

ポイント

保護者が知らないうちにWeb利用制限が解除され、高額な料金を請求された例。携帯電話でのインターネット利用の仕組み、つまり、パケット料金についての理解、子供に携帯電話を持たせる際のルール作り、使用料金のこまめなチェックなど、トラブルを未然に防ぐための保護者への啓発が今後も必要である。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。