相談事例

その他

相談内容(2016年8月・青少年男子)

ゲームの掲示板にゲームデータの売買情報とSNSのQRコードを載せている人がいたので、データを買おうと思って連絡をした。相手から指定された金額のギフトカードを購入し、そのID番号部分を撮影して相手に画像を送った。送信後に相手からゲームデータを受け取る約束だったが、送られてこない。SNSもブロックされてしまった。これは詐欺なのか。相手のことで知っている情報は、取引前に送ってもらった運転免許証の画像から、住所、氏名などだが、本人のものである確証はない。警察に相談をしたら、住所と名前がわかるのであれば、相手に郵便で連絡を取るようにと言われた。

アドバイス

今後のために、相手のことで知っている情報、相手とのやり取りを証拠として保存しておく。警察のアドバイスのとおり、郵便での連絡を勧めるが、一人で対応せずに保護者に手伝ってもらう必要があるだろう。今後の注意点として、ゲームによってはデータの売買は利用規約違反であることを覚えておいてほしい。保護者と一緒に利用規約を読み、ルールを守ってゲームをしてほしい。 規約違反でなかったとしても個人間の取引はリスクが高い行為である。

ポイント

インターネット上の個人間の取引には、常に被害のリスクが伴う。相手が名前を名乗っていたとしても、真実かどうかを確認することが難しい。ギフトカードも正しく利用すれば利便性が高い反面、この事例のようにID番号を伝えた瞬間に取引相手と連絡が取れなくなってしまうトラブルが頻発している。その上、ゲームデータの売買は運営会社が禁止していることもあり、被害者であってもアカウント停止などのペナルティが課される可能性がある。ゲームの利用規約をよく読み、危険を冒すような遊び方は絶対にしてはいけない。正しい遊び方の範囲内で安全にゲームを楽しんでほしい。

相談内容(2016年7月・青少年女子)

アイテム交換が認められているオンラインゲームサイトで、交換アイテムを持っていないのに交換の交渉をして、相手からアイテムを受け取ってしまった。その後、相手から攻撃的な内容のメッセージが届き怖くなった。アイテムを返そうとしたが、相手の情報を誤って消してしまったため返すことができない。相手を探す方法はあるのか。

アドバイス

持っていないアイテムを交換条件に出してしまったことはルールに反する行為であり反省点だろう。アイテムを返すためには、ゲーム運営会社に問い合わせることを勧める。その際には、偽りなく正直に時系列で事情を説明する必要がある。その上で、運営会社でも探す方法はない、教えられないという返事だった場合は問題の解決は難しいと思われるので、ゲームサイトから退会をしてしばらくゲームから離れるのが良いだろう。

ポイント

交換が許されていたとしても、個人間の取引は自己責任、リスクが伴う取引である。今回のトラブルでは、責任を持った取引ができずに起こってしまったことだと言える。起こってしまった事実は消えないので、自分にできることを考え、誠意を持った対応が望まれる。また、今後もし個人間取引を行う場合には、責任を持った行動と、リスクの伴う取引だと認識した上で保護者の同意を得て利用してほしい。

相談内容(2016年5月・青少年男子の保護者)

音楽を聴くために携帯音楽プレーヤーを購入した。子供専用で使うのでフィルタリングをしたいのだがどうすれば良いか教えてほしい。

アドバイス

公式マーケットからフィルタリングアプリをダウンロードすることができるが、種類は1つだけではなく、いくつかの中から選ぶ必要がある。利用するのは青少年本人であるが、利用させるのは保護者なので、設定等はすべて保護者が行わねばならない。そのため、有料、無料の選択肢も含め、保護者が利用しやすく、必要な機能を備えているという点で選ぶと良い。無料期間が設けられているフィルタリングアプリもあるので、いくつか利用を試し、使いやすいものを選ぶのが良いだろう。

ポイント

インターネットの通信環境や機器の多様化のみならず、スマートフォンやタブレットでは、アプリから接続する方法もあり、利用している通信環境や機器等、その使い方によってフィルタリングの利用方法を変えていかねば有効に活用することが難しい。まずは、インターネットに接続できる機器を青少年に利用させる前に、保護者がその機器の使い方を知り、子供がどのような使い方をするのかを知り、適切なフィルタリングを設定してほしい。

相談内容(2016年2月・未就学児の保護者)

友人が自分の子供(複数人)の写真をSNSに掲載している。幼児の裸の写真も含まれている。子供が可哀想であり、何とかしたい。

アドバイス

たとえ自分の子供の成長記録であっても、閲覧者のなかには児童ポルノと受け止める者もいるかもしれない。自分が想像するとおりの見方をする人ばかりではないことを友人に伝え、インターネット上に公開しない方が良いと助言することを勧める。インターネット上に発信されている情報が不快かどうかは、情報を受け取る人の価値観による。しかし、法律に反するような情報であれば、管理会社や警察に通報したり、相談したりすることはできるだろう。

ポイント

インターネットに投稿した写真には、その内容や設定によっては、個人の特定につながるさまざまな情報が記録されている。子供の写真は、悪用されたり、収集家のコレクションの対象にもなりかねない。写真の投稿がきっかけでトラブルに発展させないために、どんな危険があるのかをしっかり認識しておく必要がある。子供の成長を友人と共有したいという気持ちから、SNSに子供の写真を投稿する保護者が増えているなか、子供のプライバシーへの配慮、写真を閲覧する人たちへのマナーについて、保護者同士でも話し合いができると良いだろう。

相談内容(2015年11月・青少年女子の保護者)

スマートフォン購入時に、フィルタリングサービスの説明を受け、申し込みをした。ところが自宅で有害サイトにアクセスしていた形跡がみられた。自宅のWi-Fiに繋ぐと、電話会社で申し込みをしたフィルタリングは有効でなくなってしまうか。どのような対策があるのか。

アドバイス

電話会社が提供するフィルタリングは、家の中でWi-Fiを利用してアクセスしている状態では機能しない。家の外で、無料のWi-Fi環境が提供されている場合も同様で、有害サイトにアクセスできてしまう。この仕組みを保護者側でしっかりと理解してほしい。家庭での対策として、Wi-Fiルーター自体にフィルタリング機能を設定する方法がある。または、家庭で契約しているインターネット接続業者(プロバイダ)がフィルタリングサービスを提供している場合があるので問い合わせることを勧める。フィルタリングサービスを利用していても、有害サイトを完全にシャットアウトできるわけではない。万が一、有害サイトに入ってしまった場合でも、自分の年齢から判断してアクセスすべき場所ではないこと、ページの先へ進むのではなく、一つ前のページに戻ることが危険回避の有効手段であることを家庭で話し合えると良い。

ポイント

スマートフォン購入時に電話会社のフィルタリングサービスの利用を選択しても、今回のように自宅や自宅外でWi-Fi環境にアクセスした結果、トラブルに巻き込まれる事例が増えている。保護者はフィルタリングを利用しているから100%安心だとは言い切れないことを忘れないでほしい。子供のインターネット利用環境について把握し、見守ることが大事である。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。